アルマイト処理加工

アルマイト処理(陽極酸化処理)とは、アルミニウムを陽極(+極)で電解処理して 人工的に酸化皮膜(アルミの酸化物)を生成させる表面処理のことです。

アルミニウムは酸素と結びつきやすいため、空気に触れているだけでとても薄い酸化皮膜を作ります。
この酸化被膜のおかげで一般的に錆びにくくなっています。
しかし、この酸化皮膜はかなりに薄い為、環境によって腐食してしまうことがあります。
そのため保護するための表面処理、すなわちアルマイト処理が必要なのです。

基本構造

陽極酸化皮膜処理

1.
アルミ製品を取り付けた治具を、硫酸または蓚酸の電解液の中に入れます。
2.
治具に電極を繋ぎ、プラス側に電気を流します。また同時にマイナス側に電気を流します。
3.
電気分解により、アルミニウムの表面に酸化皮膜(アルミの酸化物)が付きます。

孔(ポアー)の大きさ

アルマイト処理を行うと、酸化被膜を形成する際に無数の孔(ボアー)が生成されます。
その孔の大きさは1つ10~30μm(マイクロメートル)。その数は、1cm²の中に数十億~700億個あると言われています。

アルマイト(陽極酸化処理)の基本構造

アルミウムに電流を流す事で、表面に存在する微小な凹凸部が溶解(浸透)すると同時に酸化皮膜が成長し、時間の経過と共にセルと呼ばれる立体構造が形成されます。 基本構造は六角柱を束ねたものがアルミ地から生えているイメージを想像してもらえばわかりやすいと思います。

1.
アルミニウムは空気中での酸化で20nm程度の酸化皮膜を覆います。
2.
電解液中でアルミニウムが酸化することで、酸化皮膜が少しづつ成長していく。
3.
皮膜表面のへこんだ部分に、より高い電解が発生します。そのため硫酸イオンがへこんだ部分に入り込み局部的に皮膜が硫酸アルミとなって溶け出し、表面に無数の孔が生成されます。
4.
無数の孔の底面では、酸化反応と皮膜の溶出反応とが同時に発生・進行し、孔が規則正しくのびた構造になります。
5.
酸化皮膜の厚さは、電解時間に比例し、増加されます。

陽極酸化複合皮膜処理

陽極酸化皮膜を作り出した後、さらに塗装を行なった複層からなる皮膜で、耐候性および意匠性を高めることができます。
水溶性塗料の中に付け込んだ被塗装物を陽極とし、陰極との間に電流をかけ表面に塗料膜を作ります。
その後、乾燥機に入れて、焼き付けを行います。クリヤー艶有り、クリヤー艶消しの2種類を選ぶことができます。

焼付塗装

焼付塗装を中心に、あらゆる金属材料の塗装を行っております。
一般的に焼付塗装とは、焼付型塗料を吹き付けてから乾燥炉に入れて定着させる方法として知られます。弊社ではこの工程を特に得意としており、焼付炉などの必要な設備を整えております。
大小様々な部材を最適な塗装方法で、お客様のニーズに合わせて対応させていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせください。

板金・形材加工

弊社では、タレパン加工、曲げ加工(ベンダー)、各種溶接による板金加工を専門に行っております。塗装・表面処理などの加工も対応しておりますので、一貫生産も対応可能です。 扱う材料は鉄・ステンレス・アルミが主で、加工可能板厚は鉄板0.8mmから4.5mmまで、ステンレス板0.8mmから3mmまで、アルミ板1mmから5mmまで製作可能です。厚物も薄物もどちらも得意としております。

建築設計への協力、施工

さまざまな現場条件や限られた予算のなか、個人から法人まで、お客様の多様なニーズに対して技術力を結集し、計画立案からデザイン、外構工事に至るまで、 お客様とのコミュニケーションを大切にしながら、徹底した品質管理、コスト管理、工程管理を行うコーディネート力と、建設全般に精通する確かな施工能力で お客様のニーズにお応えしています。

事業内容